
★低気圧によるつらい症状を緩和するツボを厳選してご紹介します。
合わせて低気圧での体調不良の原因や根本から解決する方法も解説します。
●低気圧の体調不良とツボの関係
ツボは、東洋医学の観点から、からだの不調が表れやすい箇所であると同時に、不調を改善するための治療点とも考えられています。
私たちのからだには361箇所あるとされているツボですが、それぞれのツボには、心やからだのお悩みを改善させる力があると言われています。
低気圧による不調に効果が見込めるツボを刺激することで、血行が促進され、自然治癒力(=治ろうとする力)が高まり、不調の改善に繋がるというわけです。
●低気圧の体調不良にはこのツボを押そう!
頭痛、めまい、むくみ、吐き気…など低気圧による不調をツボを押して楽にできたら嬉しいですよね。低気圧による不調に役立つツボを紹介していきます。
※個人の状態や体調によりベストなツボは変わりますので、あくまでも一般例として参考にしてください。
★頭竅陰(あたまきょういん)|頭にあるツボ
▼こんな症状におすすめ ⇒頭痛、めまい
【探し方】耳の裏側にある出っ張った骨(乳様突起)のすぐ横にある少し凹んでいるところ
★完骨(かんこつ)|頭にあるツボ
▼こんな症状におすすめ⇒頭痛、めまい
【探し方】耳の後ろにある丸い骨の下より後ろをたどり、押すと痛みを感じるところ
★翳風(えいふう)|頭にあるツボ
▼こんな症状におすすめ⇒顔のむくみ、歯痛、耳の違和感
【探し方】耳たぶの後ろにあるくぼみ
★内関(ないかん)|腕にあるツボ
▼こんな症状におすすめ⇒吐き気、めまい
【探し方】手首の関節から指3本分(人差し指・中指・薬指)下にあるツボ
★豊隆(ほうりゅう)|足にあるツボ
▼こんな症状におすすめ⇒頭痛、胃もたれ、足の冷え・むくみなど
【探し方】スネのやや外側、膝のお皿の下と足首のちょうど中間の高さのところ
★三陰交(さんいんこう)|足にあるツボ
▼こんな症状におすすめ⇒足のむくみ
【探し方】内くるぶしから上に指4本分のところ
★厲兌(れいだ)|足にあるツボ
▼こんな症状におすすめ⇒胃腸の違和感、吐き気
【探し方】足人差し指の、爪の生え際すぐ横(薬指側)のところ
●自分でツボを押すときのコツ
ツボの正式名称は「経穴(けいけつ)」というだけあり、少し穴が開いたように凹んでいることが多い場所です。
慣れてきたら、皮膚の凹みに注目しながら触ってみましょう。
自分でツボを押すときは、次のことを意識して押してみてくださいね。
押す強さ:「イタ気持ち良い」くらいの強さ
時間:5秒~10秒くらい
回数:3~5セット
焦らずゆっくり、じんわり広がる刺激を感じながら行いましょう。
▼注意点
辛い症状を早く治したいばかりに、グリグリと強く押すのは逆効果です。
優しくじんわり押してあげましょう。
どうして低気圧になると体調が悪くなるの?
ハッキリとした発症メカニズムはわかっていませんが、少なくとも内耳(耳の奥)が
関係していると研究で明らかにされています。
内耳には気圧変化を感じとるセンサーがあり、そのセンサーを通じて自律神経のバランスが崩れ、頭痛や体調不良を起こすと考えられます。
●自律神経とは
「動くとき(=交感神経)」と「休むとき(=副交感神経)」の2つに分けられ、心とからだの機能バランスをコントロールしています。
低気圧による不調を改善するにはこの自律神経のバランスを整えることが大切ですが、自律神経は自分の意思でコントロールすることが難しいのが特徴です。
ツボ押しは自律神経にも作用しますが、セルフで発揮できるツボの効果は限られます。
そこでセルフツボ押しだけでは改善しない「低気圧による体調不良」には、ツボの効果を最大化させ、自律神経を整えることが望める鍼灸治療もおすすめです。低気圧による症状は気軽に相談下さい。