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★足の冷え性改善のお話★

 冷え性で悩んでいる方の中でも特に足の冷えで困っている方は多いのでは?
 夏でも靴下をはかないと足が冷えて眠れない,冬は足先がしもやけになるなど…。
 足の冷えに注目して原因と改善方法についてお話します。

☆足の冷えの原因
 手先や足先など体の末端に行くにつれて血管も細くなり冷えやすくなります。

 さらに自律神経の乱れや足先を締め付ける靴など、血行を悪くする要因が重なると足の冷えにつながります。また足裏の角質ケアも大切で、角質がたまった状態だと足裏が固くなり刺激が伝わりにくくなり、足の血行促進を妨げる原因にもなります。

 

☆足の冷え対策
 冷え性の方は、日ごろから意識的に足の血行を良くすることを心がけましょう。
 ♬足の冷え性改善に効果的な簡単にできる足の運動や足ツボマッサージや足浴について♬

◆つま先立ちをするときにふくらはぎの筋肉をきゅっとしぼるイメージをして一日数回行いましょう

  ふくらはぎは第2の心臓ともいわれ、血液を流すポンプの役目をしてくれます。

  ふくらはぎの筋力が衰えると血流も悪くなるので、つま先立ちでふくらはぎの筋肉を鍛えましょう。

 

 ◆手が冷えるときに、手を握ってグーにしたり、開いてパーにしたりを繰り返すと血行が良くなるの

  と同じように、足でもグーパーを繰り返すと足先が温まります。

  足裏の筋肉がついて外反母趾の予防にもなります。

 

 ◆足の裏には全身の反射区があり、足裏を刺激することで血行もよくなり健康に役立ちます。

  お風呂上りなどにローションなどつけて、「イタ気持ちいい」程度に足裏をマッサージしましょう。

 ◆バケツや桶などに膝下まで浸かる位のお湯(通常より高めの温度42℃くらい)に

   しょうが汁(2~3個分)か塩をひとつかみいれて、15分以上つかりましょう。

 ◆足が冷える方で、寝ているときに靴下をはくという方も多いのでは?

  足裏からは大量の汗が出ます。汗で湿った靴下は、熱を奪い逆に足を冷やしてしまいます。

  つま先の開いたレッグウォーマーやサポーター等が、就寝中の足の保温には向いています。
  つま先と踵が開いてる遠赤外線足首サポーターや、つま先だけ出して履く足湯サポーターなどが

  おススメです。

☆冷え性の原因 ストレス(自律神経の乱れ)自律神経の乱れが冷えの原因
 冷え性を引きこ起こす原因の一つにストレスも関係しています。
 私達の体は自律神経によって体温を一定に保ったり、ほかのさまざまな機能を安定させています。
 しかし、ストレスを受けることによりこの自律神経が乱れると血行やホルモンなどに影響を与え冷

 え性の原因となる場合があります。
 自律神経には交感神経と副交感神経とあります。

 この二つの神経がきちんと働くべき時に働いてくれることが自律神経のバランスが良い状態です。

 これが交感神経のバランス状態により自律神経が乱れている状態です。
 
☆ストレスが冷えをつくる
 交感神経は活動するための神経です。副交感神経は休むため、リラックスするための神経です。

 本来この交感神経と副交感神経がバランスをとりあい緊張とリラックスをすることで良い心身の

 状態を保つことが出来ます。
 しかし、ストレスにより体が常に緊張状態にあると交感神経が働きすぎ血管が収縮します。

 この状態が長く続くと血行不良となり冷え性の原因となります。
 
☆疲労が冷えをつくる
 また、交感神経の働きすぎとは逆に、疲労や寝不足、精神的に落ち込んでいる状態が長いと副交感神経が優位になりすぎ自律神経のバランスを崩し、身体の活動が低下することにより血液の循環も悪くなり、やはり冷え性の原因になります。
 
☆不規則な生活も冷えを作る
自律神経を乱す原因はストレスや疲労だけではありません。不規則な生活も自律神経を乱します。

基本的に交感神経は活動するための神経ですから日中主に働いています。

副交感神経は休むため、リラックスするための神経なので、主に夜働きます。
しかし、寝不足や昼夜が逆転の生活や、食事を取るリズムも不規則だと交感神経と副交感神経のバランスが崩れて自律神経の乱れの原因となります。
このように過度のストレス、疲れ、不規則な生活は自律神経を乱し冷え性の原因となります。
冷え性でお悩みの方は、
ストレスや疲れをため込まない、規則正しい生活をするということも、冷え性改善に重要な要素だと認識して毎日を送ってみてください。そのような生活を送ることで冷え性の改善だけでなく、冷え性によって生じる、様々な体の不調の改善にもつながっていくはずです。

 

☆冷え性改善に効果的なツボ
ツボとは東洋医学で体の中をめぐるエネルギーの道すじである経絡に沿ってならでいるポイントのことです。東洋医学ではこのツボを刺激することで体の不調を改善することができると考えます。

冷え性に効果的なツボは多くありますが、ここでは自分で押せるところを紹介したいと思います。

 合谷 - 手の親指と人差し指の分かれ目のくぼみ
 勇泉 - 足の裏の土ふまずのくぼんだところ
 三陰交- 内くるぶしの指3本分くらい上
 築賓 - すねの内側で内くるぶしから指5本分くらい上
 照海 - 足の内くるぶしの真下のくぼみ

  合谷は肩こりなどのツボとしてもよく知られていますね。
  ツボを刺激するのは仕事の合間やテレビを見ている時など、いつでも押せるので良いですね。
勇泉/三陰交/築賓/照海は家でリラックスしているときに足のマッサージとしてやってみましょう。

 

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